こんにちは!茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです!

せっかくのお家の外観が錆で見た目が悪くなってしまうのは嫌ですよね。

錆は外壁や外壁の鉄部分に老朽化が進んでしまっているサインでもあります!

錆が建築資材の内部にまで侵食すると、お家の防水性や断熱性の低下を招いたり、
最悪の場合、壁が倒壊してしまう・・・なんてことも。

安心・安全に暮らすためにも錆が出来る原因や外壁塗装の際に錆止め塗料が必須な理由をご紹介します。

錆(サビ)の原因

錆の原因は金属の腐食と深い関わりがあります。
鉄の部分が赤茶色になりボロボロになっているのを見た事ありませんか?

まずはその錆が出来る原因を解説していきます。

錆(サビ)とは?

錆とは金属の腐食が進行することで発生する「金属酸化物(腐食生成物)」のことです。
鉄に出来る錆は黒サビと赤サビがありますが、よく見られるのは赤サビです。

鉄は乾燥した状態であれば、安定した性質を持ち錆が出来ることはありません。
しかし、空気と水に触れることで酸化還元反応(腐食)を起こし、金属表面に赤っぽい色の酸化被膜が発生します。これが錆です。

なぜ錆は出来るの?

錆が発生するまでの仕組みを、錆が出来やすい「鉄(Fe)」を例にご紹介します。

鉄の構造は、鉄の原子と自由電子e-から成り立っていて、乾燥した大気中ではその構造を安定して保っています。

◆サビ発生のメカニズム
1.外部要因(雨など)によって鉄に水がかかると、鉄表面にある水分が空気中にある酸素を吸収します。
2.水分と酸素が化学反応を起こし、OH-のマイナスの水酸化鉄イオンが生成され、鉄Feは電子が奪われることで、Fe3+のプラスイオンに変化します。
3.OH-とFe3+が結合してFe(OH)3となります。
4.そのあと水分がなくなることで、サビ(Fe2O3)が発生します

このようなメカニズムでできたサビは、鉄の酸化物といえます。
サビができる要因は2つです。

要因1.水と酸素

鉄は、湿度60%以上になったり表面が水で覆われることにより、酸化が起こりサビが発生します。

要因2.電気伝導率

電気伝導率(電気伝導度)は、電気をどのくらい通しやすいかを表す指標です。
鉄は、電気伝導率が高いほど腐食しやすいという特徴があります。
そのため、電気伝導率の高い【水道水】は腐食しやすく、反対に電気伝導率の低い【純水】は腐食しにくいといわれています。

錆を抑制する方法

 

上記で述べたとおり、鉄部分が水で覆われたり、その後空気に触れたりすると錆が出来てしまいます。
かと言って水や空気に触れないというのは難しいですよね。

外壁であればなおさらです。雨や風にさらされるため、水や空気に触れないというのは困難です。
そこで錆を抑制する方法をご紹介します!

錆止め塗料

錆止め塗料はその名の通り、金属の腐食を防ぐ効果のある塗料です。

金属の表面に被膜を形成し、錆の原因になる雨や空気を遮断することで錆を防ぎます。

塗料の成分は顔料・樹脂・溶剤・添加物などで構成されますが、
錆止め塗料は防錆効果のある顔料を使用することで錆止め効果をもたせています。

酸で洗う

すでにできている錆を洗浄・除去する方法には、酸を使う方法があります。

金属の表面に付着している酸化物を酸で洗う方法を「酸洗処理」と言います。

酸洗処理には塩酸や硫酸、リン酸などを使用し、中でもリン酸は鉄と反応して
リン酸塩になり皮膜を作るため、防錆効果が期待できます。

ただし、酸洗処理は危険性の高い薬剤を使用するので、安全性を考慮して適切に作業を行うことが重要です!

酸素や水を遮断する

塗料を塗る際は錆を完全に除去することが大切ですが、場所によっては錆が除去しきれないこともあります。
その場合は錆の上から塗装できる、素地調整補助剤というものを使用すると、錆の進行を抑えることが可能です。

素地調整補助剤を錆に塗ると酸素や水を遮断でき、金属の腐食が広がるのを防ぎます。

理想はメンテナンスを定期的に行って錆を発生させないことですが、発生してしまった錆の進行を抑えるには素地調整補助剤が有効です。

錆止め塗料は金属の腐食を防ぐ

先ほどご説明した通り、錆止め塗料には防錆効果のある顔料が使われているため、金属の腐食を防ぐことができます。

さらに、錆止め塗料は錆が出てしまった後ではなく、錆になる前に塗っておくことが重要です。
もちろん錆が出来てしまった後でも、下地処理(ケレン作業といいます。)をしっかりと行い塗ることは出来ます!

でも、なるべくなら最初から塗っておいて、後から錆止め塗料を塗らなければならない手間を省いておくのがおすすめです。

錆止め塗料の効果

錆止め塗料の効果を発揮するために必要な作業が「ケレン」という作業です。
ケレンとは錆止め塗料を塗る素地(塗装されていない部分)の錆や汚れを落とし、表面にキズをつけて塗料の密着をよくする作業です。
素地の調整を怠り、錆が残ったままでは錆の進行を抑えることができず、どんな高性能な錆止め塗料を塗っても効果を発揮できません。

錆止め塗料を使用して錆を抑えるには、ケレン作業でしっかりと既存の錆を落とし、耐候性の高い塗料を上塗りとして塗ることが大事なのです。

錆止めを塗る場所

 

錆止めを塗る場所は、主に素材が鉄である金属屋根・鉄鋼構造物や階段の手すりなどです。

亜鉛鉄板、アルミニウム、ステンレスにも塗ることが出来ます。

錆止めを塗るタイミング

一般的な合成樹脂塗料で塗った鉄部分は屋外で約3~4年、屋内で約5~6年で光沢がなくなり、
チョーキングという現象が現れ、錆が発生してきます。

チョーキング現象は「白亜化現象」とも呼ばれますが、外壁を指で触ったときに白い粉が付くことをいいます。
この現象が起きるタイミングで錆も発生してくるので、見極めるポイントになります。

錆が進行すると腐食し鉄部分が破損、落下する危険性があるので、
上記の症状が現れたら早めに塗り替えと錆止めを行うことが鉄部を長持ちさせるポイントです。

最適な錆止め塗料の選び方

なるべくなら一番錆に効果がある塗料で施工っしたいですよね。
ですが、錆止め塗料は素地の状態や塗る場所などによって適切なものが異なり、一概にどれが良いという答えは出せないのです。

例として樹脂、溶剤の種類から、鉄部の錆止めによく使用されるケースについてご説明します。

錆止め塗料の現在の主流は、変性エポキシ樹脂系のものです。
防食性・付着性・耐久性に最も優れ、塗り替えの現場でよく使用されます。

そして溶剤ですが、鉄部の塗装には主に弱溶剤系が使われます。

塗料には強溶剤、弱溶剤、水性の3種類があり、シンナーを混ぜて希釈して使用するものを溶剤系塗料、
水で希釈して使用する塗料を水性塗料と分類し、溶剤系の中にはさらに強溶剤と弱溶剤に分類されます。
溶解力の強いラッカーシンナー、エポキシシンナー、ウレタンシンナーなどを強溶剤といい、溶解力の弱い塗料用シンナーを弱溶剤といいます。

溶剤で注意する点は、上塗りの塗料の種類が溶剤ごとに決まっている点です。
上塗りについては業者に見積を依頼するときや、調査依頼をするときに聞いても良いでしょう。

まとめ

この記事では錆の原因から錆止めをする際のポイントをご紹介してきました。
まとめで言えるのは、「錆止め塗料を塗る前にはしっかりとした素地の処理が重要」ということです!
素地の処理が悪いとどんな良い錆止め塗料を塗ったとしても、最大の効果を発揮できないので注意してくださいね!

素敵なマイホームを守るためにも錆についての知識、錆止めが必要な理由を知っておくのは大事です。
外壁塗装をお考えの方は錆止めについても業者さんに確認しておくのがおすすめですよ。