こんにちは!茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです!
外壁塗装には塗料が用いられますが、その塗料の種類は多く性質や金額も異なります。
外壁塗装工事の代金に違いが見られるのは、この塗料が影響しています。
そこで今回は塗装のプロがおすすめの塗料をご紹介します!
最近人気のある塗料から、重視するポイントを押さえたタイプ別のおすすめ塗料まで、これから外壁塗装をお考えの方には、ぜひ参考にしていただければと思います。
外壁塗装でおすすめの塗料とは?
外壁塗装の塗料も種類が多く、特徴も様々です。そして時代の流れに沿って流行り廃りもあります。
ここでご紹介する塗料は、現在の割合として多く使われている塗料です。
おすすめを参考にご自身のお家に合ったものを選んでいきましょう。
一番人気の塗料
現在、割合として多く選ばれているのがシリコン塗料です。
シリコン塗料のメリットは、耐久性・耐候性の高さ、汚れにくい、色褪せしにくいが挙げられます。
ただデメリットとして、ひび割れしやすく、密着度がやや低いという点があります。
耐用年数は外壁塗装で約10~15年、屋根塗装で約8年です。
以前は高価だったため使いづらかったのですが、近年価格が下がり取り入れやすくなりました。
ご自宅に合った塗料
外壁塗装用の塗料は、含まれている樹脂成分の違いでグレードが分かれています。
それぞれ特徴や機能、価格が違えば、耐用年数の長さにも違いがあります。
さらに家の様々な条件があります。
・家の状況ー築年数や方角、地形など
・外壁の状態ーひび割れ、塗膜の異常、外壁材の劣化など
・外壁の材質ーモルタル、窯業系・金属系サイディング、タイルなど
上記のように家一つとってもかなり違いがあるので、「全ての家で使用できて絶対失敗しない塗料」というものはありません。
でもご自宅に合った塗料で外壁塗装をしたいですよね。そこで頼れるのが外壁塗装の専門家や塗装業者です!ご自宅の外壁や屋根の状況や起きている症状などを専門家にしっかり調査してもらい、
最も適した塗料を見つけてもらうことをおすすめします!
塗料に求める効果の種類
外壁は見た目も大事ですが、一番気にしたいのは外壁塗装をする際の効果です!
本来、外壁塗装は大切な住まいを守るためのものです。
外壁の塗料に求める効果によって選択する塗料も変わってきます。
次の塗装まで何年くらい持つのかの耐候性や、カビや藻を防ぐ防カビ・防藻性、
鉄部の酸化を防ぐ耐酸性、外気の温度を家の中まで伝わりにくくする断熱性など。
自分が気になる効果の種類をある程度検討をつけておいてから、塗装業者に相談すると最適な塗料の提案をしてもらえます。
タイプ別おすすめ塗料
最も人気のある塗料はシリコン塗料ですが、お客様の希望は本当に様々なので十人十色です。
「こんな風な仕上がりがいい」「次の塗装まで極力長く効果を維持したい」など、希望や考えがあると思います。そこで、何を重視するかによっておすすめの塗料をご紹介していきます!
コスト重視
「外壁の塗り替えはしたいけれど、予算はあまりかけたくないなぁ・・・」
とにかく少しでも安くあげたい方にはアクリル塗料がおすすめです!以前は人気の塗料でしたが、耐久性に乏しく頻繁な塗り替えが必要になるため、最近はあまり使われなくなりました。
しかし、コスト重視という観点から見ると、アクリル塗料が最もその条件に当てはまっています。
耐久性重視
耐久性が群を抜いて優れているのはフッ素塗料です!
「次回の塗り替えまではなるべく間をあけたい、効果を維持したいな」とお考えの方におすすめします!
フッ素塗料は宇宙ロケットに使用されているほど高機能なんです。
汚れがついても雨で流れやすいという利点もあります。
機能的には大変優秀なのですが、デメリットとしては価格は3500~5000円/㎡と、かなり高めです。
30坪の住宅では、約130万円~170万円前後になります。耐久度は約15年~20年と大変長いので、その間美しさも保たれます。
美観キープ重視
建物の美観を保ちたい方におすすめしたいのは、光触媒という塗料です。
光とは具体的に太陽光=紫外線のことを指しています。
光触媒は、光が当たると化学反応が促進され、塗膜についた汚れを自ら分解します。
その後雨水によって汚れが流されるという特長を持っています。つまり、セルフクリーニング機能により、常に外壁が美しい状態に保たれやすいのです。
価格は3000円~4000円/㎡とやや高めです。
30坪住宅の場合、約70万円~100万円になります。耐久性も高く、約15年~20年と見込まれています。
節電対策重視
近年特に問題になっている地球温暖化。
『アドグリーンコート』はこういった現象への対策のために開発された塗料です。
アドクリーンコートの特長は、遮熱効果が高いのと同時に、排熱効果も期待できます。
その結果、夏場のエアコン使用量が抑えられ、節電効果につながります。
また、CO2削減にもつながるので、温暖化への働きかけとしても期待ができます。
価格は3000円~4000円/㎡、30坪住宅の場合、約70万円~100万円となります。耐久性は約10年~12年です。
塗る場所で塗料が変わる
塗料だけでなく塗料を塗る場所の種類も様々で、それぞれにあった塗料が存在します。
シリコン樹脂塗料がコストパフォーマンスが高いからと言って、家の全ての部分に使う事は出来ないのです。
雨樋には雨樋の為の塗料、木部には木部の為の塗料があります。その材料の性質や特徴によって塗料を使い分け、最適な塗料を塗ることが求められます。
それぞれの場所で塗料を使い分けて塗料のあまりを出したくないからなどと言って、家のすべてを同じ塗料で塗るような業者は手抜き業者ですし、問題外です。
きっちり塗装業者が出してくる見積書を見て、どこに何の塗料を使うのかはチェックしておきましょう!
まとめ
ここまで、外壁塗装の一番人気の塗料やタイプ別におすすめ塗料をご紹介してきました。
実際に「この塗料で外壁塗装をお願いしたい!」という明確なものはなくても、何を重視したいのか、塗料の持ちは何年くらいだと自分にとっていいのかを業者に伝えてみることをおすすめします。この記事を参考にぜひ考えてみてくださいね!