こんにちは!茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです!
突然ですが、家の外壁って何で出来ているかご存知でしょうか?
実は「サイディング」という外壁材が使われているんです!
近年、外壁材で主流になってきたサイディングですが、その中にも種類や特徴があります。
ご自身のお家の外壁材は何が使われているのか、この記事を参考にチェックして
今後の補修や塗り替えに備えておくことが大切です!
外壁の劣化が気になる方や補修、塗り替えを検討している方は知っておくと
見積依頼や問い合わせの際に役立つので要チェックですよ!
サイディングとは?種類別の特徴
まずはじめにサイディングについてご説明します。
サイディングとは「サイディングボード」と呼ばれる板状の外壁材で、板状のパネルになっているため外壁に貼り付けていくだけで施工が出来ます。
従来の外壁材よりも手間がかからないため、工事期間が短く、費用も安く抑えられるのが特徴です。
また、色や柄の種類も豊富に揃っているので理想通りの外観が作りやすいというメリットもあります!
それではサイディングボードの種類と種類別の特徴をご紹介していきます。
サイディングボード4種
1.窯業系サイディング
サイディングで最も普及しているのが、「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」です。
窯業系サイディングはセメントと繊維質材料を混ぜて作られています。
強度があることが特徴で、耐震性・耐火性・防音性にも優れています。
デザインも豊富に揃っているので、理想の外観を作るのに適しています。
耐用年数:約40年
メンテナンス目安:7年~8年
費用の目安:4,500円~8,000円/㎡
2.金属系サイディング
「金属系サイディング」はアルミやスチール、ガルバリウム鋼板などの金属板で作られた外壁材です。
軽量で耐久性が高いのが特徴で、断熱性・耐震性に優れています。
また、水にも強く凍結が起きにくい性質を持っています。
金属素材ですが石壁調や木目調など、様々なデザインがあるので家のテイストに合わせて選べます。
耐用年数:40年
メンテナンス目安:10年~15年
費用の目安:3,000円~7,000円/㎡
3.樹脂系サイディング
「樹脂系サイディング」は塩化ビニル樹脂を原材料とした外壁材です。
耐久性・耐候性・撥水性に優れているのが特徴です。
また、施工の際にコーキング剤を必要としないため、メンテナンスが楽というメリットがあります。
ただし、バリエーションが少ないため日本ではあまり普及していません。
耐用年数:40年
メンテナンス目安:10年~20年
費用の目安:3,000円~5,000円/㎡
4.木質系サイディング
「木質系サイディング」はその名の通り、天然木や木質繊維で作られている外壁材です。
断熱性に優れているという特徴があり、環境に優しく温もりのある風合いが感じられます。
不燃処理をしたタイプもありますが、基本的には防火が低いためこまめなメンテナンスが必要です。
耐用年数:40年
メンテナンス目安:8年~12年
費用の目安:3,000円~10,000円/㎡
サイディングが劣化すると?
サイディングは材質により寿命も異なりますが、環境の影響で劣化が早まることもあります。
外壁は見た目を良くするだけでなく、本来の目的は雨漏りや建物全体の劣化から守るためのものです。
そのため、サイディングの性能が落ちた状態で放置するのは危険です!!
目安はあくまでも目安なので、メンテナンスの目安寿命にかかわらず
定期的に点検を行い、劣化の症状が見られたら補修を行うようにしましょう。
サイディングの劣化ポイント
定期的に点検を行うためにも、サイディングの劣化の症状を確認し点検に活かしましょう!
①チョーキング
外壁に触れたときに、粉状のものが手に付着する症状を「チョーキング現象」といいます。
これは塗膜が劣化して、塗料に含まれている顔料が粉化してしまっていることが原因です。
※クリアー塗装の場合はチョーキングが起きません。
②カビや藻
家の周りに河川や湖、緑の多い場所があると外壁にカビや藻が発生するケースがあります。
カビや藻は水分の多い場所に発生しやすいため、経年劣化に限らず新しい外壁にも起こり得るのです。
また、梅雨の時期や水分が乾きにくいデザインの場合も注意が必要です!
③塗膜の剝がれ
サイディングに水分が染み込んだままだったり、チョーキングの劣化を放置していると、塗膜表面の剝がれが生じることがあります。
塗膜の剝がれた部分から水分が入り込むと、構造上の材料にも影響が及ぶこともあります。
建物内部にまで影響が広がると大がかりな補修になってしまう可能性もあるので、早めに対処をおすすめします。
④ひび割れ・反り・欠け
表面の塗膜劣化から雨水の侵入によってサイディングボード自体にヒビが入ってしまうことがあります。
また、経年劣化によりサイディングが反ったり欠けたりすることも。
見た目に異変を感じたら補修を行いましょう!
⑤コーキングの劣化
コーキングはサイディングの目地を埋めるゴム状のパッキンで、防水性や気密性を保つ役割があります。
サイディング自体には問題がなくても、紫外線の影響でコーキングに亀裂が入っていたり、剝がれていたりする場合は補修を行いましょう。
サイディングの補修方法
もし仮にサイディングに劣化が起きている場合、どのような補修方法があるのでしょうか。
ここではサイディングの3つの補修方法についてご説明していきます。
コーキングの打ち直し
コーキングに劣化が見られる場合は、既存のコーキング剤を撤去し、新しいコーキング剤を打ち直す方法があります。
また、コーキングの状態によっては既存のコーキングの上から補充する場合もあります。
サイディングの塗り替え
チョーキングや塗膜の劣化が起きている場合は、サイディングを塗り直すことで補修が可能です。
サイディングの塗り替えは使用する下塗り材や塗料によって耐久性が異なるので、塗装業者とよく相談してから選びましょう。
サイディングの張り替え
ひび割れ・反り・欠けなどサイディング自体に影響がある場合は、サイディングの張り替えで補修することが出来ます。
張り替えは、既存のサイディングを撤去して新しく張る方法や、既存サイディングの上から重ねて張る方法があるので
施工実績が多い優良業者に依頼しましょう。
サイディングの劣化を放置すると?
塗装やコーキングの劣化、サイディング自体の劣化など、外壁には様々な症状が起こる場合があります。
「そんなに酷くないから」と言って劣化を放置していると、どんどん劣化は進行してしまうため早めに補修することがお家を守るカギです!
ライズペイントでは外壁塗装、補修、リフォームも承っております。
現場を熟知したスタッフが対応しますので、お気軽にお問い合わせください。