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足場を組んだりする外壁塗装中に起こり得るトラブルの予防方法とは?

茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです!

そろそろ外壁塗装を・・と、検討している方は多くいらっしゃる事と思いますが、外壁塗装施工中のトラブルへの対策は万全でしょうか?
実は、外壁塗装をする前に確認しないと、外壁塗装施工中の家は、空き巣などに狙われやすい要素を多く含んでいるので、侵入されるおそれもあります。
これだけ聞くと、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、
「外壁塗装中、足場からの侵入が心配・・」
「外壁塗装のときはどんな防犯対策が必要なの?」
「外壁塗装工事中に家を留守にしても大丈夫なの?」など、気になる方もいらっしゃるでしょう。
https://rize-paint.com/outerwall-painting/gaishutu-gimon/

↑塗装中の外出の疑問についての詳しい解説はコチラへ

しかし、これから解説する内容では、外壁塗装の施工中起こり得るトラブルや、防犯対策を紹介するので、この記事を読んでいただければ、空き巣などのトラブルへの対策は問題ありません!
外壁塗装中の家が狙われやすい理由から対策まで、しっかり解説いたします。

具体的に、
・外壁塗装の工事で起こりかねない犯罪
・外壁塗装で行うべき防犯対策
・塗装をしないと犯罪が増える可能性

などについて解説します。

なぜ外壁塗装工事中は空き巣に狙われやすいの?

塗装工事中の家が狙われやすい理由①足場

理由の1つ目が「足場」を組む事です。塗装工事を行う際、そのままでは手の届かない2階部分や屋根を塗装できるようにするために、足場を組みます。
この足場は、写真のように屋根付近まで家全体を囲うように組まれるのですが、実は誰でも簡単に登れてしまいます。空き巣に入りやすい条件の一つとして、侵入口が多いことが挙げられますが、通常は困難な2階からの侵入が足場があることで可能となってしまいます。侵入窃盗の侵入口の過去のデータからも、窓やベランダからの侵入が過半数を占めているのですが、この足場がそれを助長してしまうのです。
また、この足場は工事開始から終了まで設置されるものであるため、その危険性が長く続きます。

塗装工事中の家が狙われやすい理由②養生

2つ目は「養生」です。
塗装工事の流れとして、足場を組んだ後にシートで家を覆う養生を行います。
この養生は、塗装の際に塗料が周囲に飛び散らないようにする保護の役割を果たします。そのため塗装工事の時には必須なものですが、この養生が家を覆っている状態だと、足場に人がいても簡単には気づきにくくなってしまいます。
足場で2階からの侵入も可能となることに加え、この養生があることでより気づきにくくなってしまい、空き巣犯からすると好都合な環境となってしまうわけです。

外壁塗装工事中に防犯しないと起こりうる犯罪

外壁塗装工事中の家が空き巣などに狙われやすい理由は、工事を行っていない家に比べ、人に侵入されやすい環境となるためです。
実際、縁側やベランダ、窓からの侵入が半数を超えているとのデータが上がっています。
その他にも、外壁塗装施工中で起こりうる可能性がある犯罪はいくつかあります。
以下の項目で、詳しく説明していきます。

1.盗難

外壁塗装の工事中は、庭先や玄関にあった物を盗まれるリスクが高まります。
なぜなら、工事中は職人が出入りするため、家の敷地内に見知らぬ人がいても気にかけなくなるからです。
職人を装って侵入し、庭先や玄関の物を盗むのは難しくないでしょう。

2.盗撮

外壁塗装の工事中は、窓から室内を盗撮されやすいです。理由は、外壁塗装では足場を設置するためです。
夜間に誰かが足場にのぼったとしても暗いため気づくことはほとんどありません。夜のうちに窓や玄関に盗撮用のカメラを設置することも可能でしょう。

3.物の破壊

外壁塗装の工事中は、庭先や玄関の物が破壊されやすい 状況が生まれます。職人を装って敷地に侵入した人が、庭先や玄関の物を破壊するのは難しくないでしょう。
また、外壁や窓の破壊もありえます。工事中は 普段以上に家の物をチェックしてください。

4.住居への侵入

外壁塗装の工事中は、外壁塗装では足場を設置するため住居内への泥棒が侵入しやすくなります。
夜間に誰かが足場にのぼったとしても気づかれない ため、屋上やベランダがあれば潜むことができます。
また、家に誰もいない昼間の時間帯に泥棒が足場をのぼって窓から侵入しやすくもなるでしょう。

外壁塗装の工事で空き巣被害に遭わないために行うべき防犯対策

外壁塗装の工事で犯罪を防ぐためには防犯対策が欠かせません。
ベランダや窓からの侵入の割合が多いというデータがある中、侵入しやすい場所が増えてしまうなど、外壁塗装工事を行っていない家に比べると、どうしても侵入されやすい環境になってしまいます。ここまでだと「外壁塗装工事中に家を留守にするのが不安・・・」と思われた方もいらっしゃるかと思います。
しかし、しっかりと対策を行えば空き巣に入られにくい家にすることも可能です。
ここからはその対策法を紹介していきます。

1.施工の前に工事工程表をもらっておく

工事工程表とは、外壁の塗装を行うにあたっての、施工から完了までの計画表のことです。
これを業者にお願いして、あらかじめ入手しておけば足場が設置される時期や、養生が張られるタイミングを把握することができ、いつごろ戸締まりをより気を付けなければいけないのか認識することができます。

そのため、事前の打ち合わせ時に、工事の進捗を報告してもらえるようお願いし、工事工程表とのずれが生じていないかを確認するようにしましょう。家に不在で対面での報告を受けるのが難しいのであれば、不在時にはメールやメモ等で報告してもらえないか、事前に相談しておきましょう。

また、当初の予定から大幅にずれが生じた場合は、原因が何にせよ、工事工程表をもらい直しましょう。
まずは現在の状況と、工事完了日だけでなく、これからいつ、どのような工事をする予定なのか、なぜ遅れているのかを業者に確認しましょう(近隣の方に聞かれた時もしっかりお答えすることが出来ます)。
ただ、外壁塗装工事は天気や気候によって、工期が延びたり、そもそも塗装ができないこともあるため、入手した工事工程表からの遅れはいたしかたないこともあります。

2.カーテンを閉める

カーテンがあいている家は、室内が覗きやすくなるため泥棒に狙われる危険があります。足場が設置されていれば、作業中の職人が意図せず中を覗けてしまうでしょう。窓を通して職人と目があってしまうと気まずくなります。外壁塗装の工事中は、昼夜問わずカーテンは閉めることをおすすめします。

3.窓を施錠する、外出時の戸締まりはしっかりとする

当たり前のことですが、「外出時の戸締まりを徹底する」事は大前提です。
これを忘れずに行っていれば簡単に空き巣に入られることはありません。
先に述べたように外壁塗装工事中は足場があるため2階からも侵入が可能となってしまいます。
普段使わない部屋は常時鍵をかけておくようにし、外出する際には2階も含めたすべての窓の戸締りを確認するようにしましょう。
ちょっとの外出だから、職人さんがいるから・・・と油断して戸締りをせずに万が一被害にあってしまっても取り返しはつきませんし、工事業者も責任を取ることはできません。また、職人さんが作業中に被害にあった場合に、職人さんを疑ってしまい、不要なトラブルを招きかねません。
また、「戸締りだけでは不安・・・」と心配に思われる方は、窓に補助錠を取り付けるとより強固にすることができます。

外壁塗装の工事中は、2階の窓であっても足場から簡単に移動できます。
このため、窓からの侵入を防ぐために施錠は必ず行ないましょう。
2階の窓だからと安心して施錠をしないでいると泥棒が侵入するおそれがあります。
窓の施錠だけでは不安という人もいるでしょう。その場合は、より強固な「ウインドウロック」も併用してみてください。ウインドウロックとは、サッシなどに取り付けて窓があかないように固定する器具です。

4.塗装工事を行っていない時は足場への入り口を封鎖してもらう

外壁塗装の施工中に空き巣が侵入する経路は、足場を使う場合が多いです。
足場があることで2階の窓やベランダからの侵入が可能となってしまうため、空き巣に狙われやすいということを説明しましたが、この足場への侵入を職人以外ができないようにすることで、狙われにくくなり、防犯対策になります。

例としては、足場の入口にある階段に扉をつけて鍵をかける方法があります。足場の他の部分はシートに覆われているため簡単には侵入できません。足場の入口を塞いでしまえば部外者は侵入できないという考え方です。
封鎖してもらえるのは、その日の作業が終了してから翌日作業をするまでの間と天候不順等で作業を行わない日になります。足場の入口に扉と錠前を取り付けるには業者との相談が必要ですので、事前打ち合わせの際に伝えるようにしましょう。
その際、費用がやや高くなるかもしれませんが、業者とよく相談して、防犯対策を重視するなら取り付けを考えてみても良いでしょう。
また、業者によっては封鎖方法も色々ありますし、足場の入り口となる昇降階段自体を取り外してくれるところもありますので、より強固な対策を講じたい場合は、相談してみると良いでしょう。

5.業者をむやみに家に入れない

職人のトイレは、依頼者の家を利用するのが一般的です。また、作業の一環で室内に入ることもあるでしょう。作業やトイレ程度なら構いませんが、用もないのに職人を家に入れないようにしましょう。

6.ターポリンやセンサーライトなどの防犯機器を設置する

ターポリンとは文字が書かれた垂れ幕のようなもので、センサーライトは動きに反応してライトが自動点灯するものです。玄関にセンサーやカメラを設置しておけば、空き巣は侵入しようと考えにくくなるでしょう。万が一、トラブルが起こったとしてもカメラを確認すれば犯人を探すことが可能です。
空き巣犯からすると、いくら足場や養生で侵入に好都合な家でも、気づかれる可能性があることが分かると犯行を躊躇するのではないでしょうか。ただ、センサーライトについては電源式のものもあり、その場合にはご自宅の電源を使用することになります。また、設置希望箇所と電源の場所が離れすぎている場合には、設置が難しいこともありますが、センサーライトが設置されているだけでも、空き巣犯へ心理的な負荷を与えることができるため、とても有効な対策です。

7.防犯意識の低い家だと思わせない

防犯意識が低い家だと思われると泥棒に目をつけられます。
郵便受けに新聞がたまっていると不在が長いと判断されて泥棒が侵入しやすくなります。
また、夜に電気をつけたままカーテンをあけていて中が丸見えだったりすると、防犯意識が低いと思われて泥棒に狙われやすくなるでしょう。

外壁塗装をしないと空き巣に狙われる危険性

外壁塗装の工事では空き巣が侵入するリスクが高まります。こう聞くと、泥棒が怖いから足場を使った外壁塗装をしたくないと考える人もいるかもしれません。
しかし、外壁塗装をしないほうが泥棒に狙われる危険があります。理由は、外壁がボロボロの家だと防犯意識が低いと判断されかねないからです。
定期的にメンテナンスを行わない家の住人は、防犯もいい加減だと泥棒に認識されてしまうでしょう。
では、足場を使わない外壁塗装をすればいいのではと考えるかもしれません。
足場を使わないで外壁塗装をしようとすると、脚立やはしごを使うことになります。しかし、作業性や安全性が極端に落ちるため、費用は2倍以上かかるうえに工事の品質が低下するおそれがあります。
外壁塗装に足場は必須ですので防犯対策を強化して泥棒の侵入を防ぎましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
外壁塗装の工事で、足場を使って侵入しようとする空き巣被害などの現状から、外壁塗装工事中の家が狙われやすい理由とその対策まで紹介してきました。
外壁塗装工事中の家は、工事を行っていない家と比べるとどうしても狙われる要素は増えてしまいますが、窓の施錠を徹底し、カーテンで室内が見えないようにするなど、対策をしっかり行えば、狙われにくい家にすることもできます。
この記事を是非参考にしていただき、防犯対策に努めてもらい、トラブルのない施工期間を送っていただきたいと思います。