皆様、こんにちは!茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです!
建物のメンテナンスとして塗装工事を行うのはごく普通の事ですが、ご家庭で犬や猫、鳥などのペットがいらっしゃる場合、
これから外壁塗装をしたいと検討していても、
「ペットを飼っているけど塗装工事をしても大丈夫なのか?」
「塗料は強烈なニオイがする印象があるけれど、工事の間はどこかにペットを預けていた方が良いのか?」
などと不安や疑問の方が先行してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそもペットがいても外壁塗装はできるのか・・・??
結論から先にお伝えすると、犬や猫などのペットを飼っていたとしても、外壁塗装の施工は可能です。
可能ではありますが、実際、外壁塗装工事に使う塗料の臭いは、人間ですら不快な臭いに感じられます。
人間よりも嗅覚や聴覚が敏感な犬や猫、鳥などのペットにとって、
ニオイ以外にも塗装中の音などにストレスを感じてしまうかもしれない事は、想像に難くありません。
ペットと暮らすご家庭にとっては、ペットに余計な負担を与えず生活していきたいものですよね。
では外壁塗装をする際に、ペットが居るご家庭の場合では、どのようなことに注意し、対策をしていけば良いのでしょうか?
塗装時の匂いでペットの具合が悪くなってしまったり、誤って塗料を舐めてしまったりしないかなど、外壁塗装時に注意したいペットへの影響、ペットがいる場合の具体的な対策と、この記事では、気を付けて頂きたい点を分かりやすくご紹介していきます。いろいろなタイプのペットがいらっしゃいますので、あくまで弊社の場合の解決策ですが、ぜひご参考にしてみて下さい。
1.外壁塗装工事を施工する前にできる対策
人間よりも、はるかに聴覚や嗅覚などが敏感な犬や猫、鳥などのペット達は、外壁塗装中の音や塗料のニオイによって、体に異変が起きてしまう事があります。大切なペット達が体調不良にならないためにも、外壁塗装前に、どのような対策をするべきなのか確認していきましょう。
最後まで読んでいただくことで、外壁塗装をする際でもストレスを最小限にした塗装を行うことができるかもしれません。
1-1.塗装業者にペットがいることを伝える・ペットに配慮してくれる業者を選ぶ
まずは外壁塗装を行う塗装業者に、ペットがいるという事を外壁塗装の現地調査や見積り時にあらかじめ必ず伝えておく必要があります。
ペットへの影響を最小限に抑えるためには、どうしても塗装業者の協力が必要な部分も出て来ますので、
その状況に対しての対策も、業者が細かく教えてくれる場合もあります。
先に塗装業者に伝えておけば、飼っているペットに配慮した塗料や施工工程を提案してもらう事ができるかもしれません。
そして下記のような普段のペットの行動についても伝えておく事で、ペットに配慮してくれる業者ならば気にかけてくれるはずです。
・犬や猫、ペットの種類
・室内・室外どちらで飼っているか
・いつもどの場所にいるか
・散歩の時間は何時〜何時まで
業者へ先に伝えておく事でトラブルを未然に防げる可能性が大いにあります。
犬や猫、鳥などのペットに配慮した対応をしてくれる塗装業者に依頼することが、最も最良な対策ではありますが、
実際にペットに配慮した対応をしてくれる塗装業者かどうかを見極めるのは、素人にはなかなか困難です。
ポイントは、親身に事情を相談できる外壁塗装会社かどうか、と言う部分です。
「ペットがいるけれど配慮はあるか」「外壁塗装中にはどんな対策が可能か」などの質問をしてみると良いかと思います。
その際に、安さ重視でマニュアル通りに工事を進めていく会社よりも、騒音や臭いが発生するスケジュールをしっかりと教えてくれたり、
事情を考慮して塗料の選定(油性ではなく水性)をしてくれる、具体的な対策を提案してもらえる業者であれば、信頼できる塗装業者の可能性が高いでしょう。
建設業・塗装業などの資格・免許を持っているか、お客様担当者が契約前後で同じか、重要事項・工程表などを書面化して伝えてくれるかなど、
依頼先の外壁塗装業者の対応について確認されることも、合わせてオススメします。
※大手ハウスメーカーなど、下請けに発注している営業会社の場合は、営業担当者が伝え忘れている場合がありますので、念のため実際に施工する職人に確認をしておくと安心です。
1-2.ケージや小屋の場所を検討する
1-3.外壁塗装の工期が早く終わる時期を選択する
犬や猫、鳥などのペットへのストレスや負担を最小限にする一番の方法としては、短い工期で外壁塗装を終わらせる事です。
外壁塗装自体に関しては、1年を通していつでも施工可能ですが、その中でも施工期間を通常よりも短く終わらせる事ができる季節があります。
それは夏場です。
塗装用塗料は、外の気温が高いほど、気化して塗料が硬化しやすい性質を持っています。
気温が低い時期や、湿気が多い時期に塗装してしまうと、硬化に時間がかかってしまい、どうしても工期が長引いてしまいます。
工期が長引く季節の6月の梅雨時、一番気温が低い時期の12月〜2月は、何日も硬化に時間がかかってしまう事があるため、塗装工事は避けた方が無難と言えるでしょう。
したがって、ペットへの負担を最小限に留めるためにも、短い期間で外壁塗装を終わらせることができる夏場のうちに、塗装工事を終わらせる事をオススメいたします。
1-4.塗装の工程を把握しておく
塗装業者の方にペットの存在を伝えるだけでなく、その中でもこちら側ができる内容として、塗装工事の工程を把握しておくという事も重要です。
特に外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りのような塗り工程があります。その中でも、中塗り以降の工程は塗料の匂いも強くなりがちです。そのため、匂いの強い塗り工程の場合、いつもは番犬として外で飼育しているワンちゃんなどは、できれば家の中に入れてあげて、なるべくニオイと隔離してあげるなど、対策も打てますよね。
また、雨などの影響で作業工程がずれる事がありますので、その旨も頭に入れておいて下さい。
2.ペットに悪影響を与える可能性がある4つの原因
2-1.塗料の成分
塗料に含まれるシンナー(有機溶剤)等の発する刺激臭が、人体だけでなくペットにとっても悪影響を及ぼす事があります。
シンナーは、油性塗料を希釈させる(薄める)ための物質の事で、もともと塗料は粘度が高く、そのまま壁に塗る事は難しいので適度な粘度になるまで薄める必要があり、その時にシンナーが使われる事があります。昔からある一般的な塗料には、シンナーなどの有機物が混合されています。塗料が乾くにつれてシンナーを構成しているVOCが揮発し、気体になる際に出るのが、不快な強い刺激臭です。
また、シンナーに含まれるVOC(揮発性有機化合物)という物質が、シックハウス症候群や光化学スモッグなどの原因とされていて、人体やペットへの健康被害につながることもあります。
2-2.塗料のニオイ
ペットに限らず、外壁塗装をする際、どうしても気になってしまうのが塗料のニオイではないでしょうか?
特に有機溶剤(シンナー)のニオイは、人間よりも、ずっと敏感な嗅覚を持っている犬や猫にとって体調不良を引き起こしかねません。
ニオイがきついと感じる原因は、塗料の揮発成分で使用される有機溶剤(シンナー)等です。
しかし、有機溶剤系の塗料は屋外で使用するので、気化も早く、きついニオイがいつまでも残る事はありません。
ひと昔前までは、シンナー臭がしていたペンキや塗料が多かったようで、以下のような症状が出ていたようです。
・目が据わってしまい、酔っぱらったような雰囲気になってしまう
・腰が抜けてひっくり返ってしまう
・接触による皮膚の炎症、アレルギー症状が出る
・ぐったりし、食欲がない
・食事を嘔吐(おうと)する
・気性が激しくなって過剰に吠え続ける
このような症状が出ていた事もあったようですが、今の法律では、有機溶剤は厚生労働省が指定する濃度を超えてはいけない事、
水性の溶剤がメインになってきている事から、そこまで心配する程ではないと言えます。
しかし、だからと言って100%安心・安全とは断言できません。このような症状が出てしまうのは、塗料の溶剤中の揮発性有機化合物(VOC)に含まれる芳香族炭化水素の影響だと言われています。
そのため、ペットがいる住宅の外壁塗装をするときは、ペットのためにもVOC濃度が低い塗料を選ぶことが大切です。
<対策1>VOC濃度が低い塗料、水性系塗料の使用を検討する
見積り時にニオイが気になる旨を伝えて、弱溶剤塗料を無理に使わずに、水性系塗料の使用を希望しましょう。
外壁塗装の塗料には、大きく2種類、水で希釈する水性塗料とシンナーで希釈する油性塗料があります。
シンナーのニオイが大きく影響するのは油性塗料ですので、水性塗料であれば油性塗料よりもずっとニオイを抑える事ができます。
※室内でペットを飼育している場合、塗料を塗っている間は、外の空気が入らないようにしましょう。
※室内塗装の場合は水性系がメインになりますが、気になる場合、塗装中は移動し、しっかりと換気を行って下さい。
<対策2>漆喰やヒノキを室内の壁や床、天井などに使う
外壁塗装のニオイ対策として、漆喰やヒノキを室内の壁や床、天井などに使うことがあります。漆喰やヒノキはVOCを浄化したり削減する効果が期待できると言われています。室内の壁や床、天井などに使用することで、外壁塗装のニオイを軽減させることができます。
<対策3>
VOC除去のビニールクロスは、ホームセンターでも購入可能で比較的安価に施工でき、貼るだけでVOCを除去する効果があると言われています。
これらを使用して、室内で飼っている犬や猫、鳥などのペットの負担の軽減を検討してあげてみてはいかがでしょうか。
2-3.エアコンが使えなくなる可能性
真夏や真冬は特に懸念材料となり得る、エアコンが使用不能になる問題。
塗装工事では養生作業という工程があり、テープやビニールで塗料の飛散を防ぎます。
とても重要な作業なのですが、窓やエアコンなどの室外機をカバーで覆ったりするため、換気ができない上に最低でも数日間はエアコンを使用できなくなる可能性があります。
夏場はエアコンの使用は必須だと思うのですが、ペットによっては、エアコンで部屋の温度を常に管理しておかなければならない種もいますので、エアコンが急に使えなくなると非常に危険です。業者によってはエアコンが使えるように配慮をした養生をしてくれるところもありますので、事前の問い合わせや相談時に「ペットの体温調節について考慮してもらえないか」と聞いてみて、対応してくれる業者を選ぶのが良いでしょう。
一番良い方法は「養生の一部に穴を開ける」「室外機専用のメッシュつき専用カバーで覆う」といった方法で、エアコンを使用できる状態にすることですが、専用カバーは使用されるタイミングが限定的なので、対応している業者が多くはないのが現状です。
2-4.作業中の騒音、人(多くの業者)や車の出入り
外壁塗装の工事の場合、外部や窓等にビニール養生をしていますが、外壁に隣接して足場を設置して外壁塗装を行います。
ベランダや2階・3階の窓から、頻繁に聞こえる業者の話声や、窓やベランダに映る人影など、今まで体験した事のない犬や猫にとっては、大きなストレスです。
外壁塗装中、特に普段聞き慣れない大きな音として騒音が出てしまう可能性があるのが、
・足場の組立て
・足場の解体
・高圧洗浄機などの機材の音
です。この3つの施工の時は特に音が大きくなるので、この期間中、自宅のペットは
<対策1>敷地の外に連れ出してあげる。
<対策2>できるだけ静かで、作業している場所から離れた場所に移動、または隔離させる。※1-2参照
<対策3>可能であれば、実家やご友人の家に預けたりする。※<対策1>・<対策3>については、次の3で詳しく説明いたします。
犬や猫は嗅覚と同様に聴覚も人間よりずっと敏感なので、人間がうるさいと感じる音は、犬や猫などのペットにとっても、かなりのストレスの原因となり、落ち着きがなくなったり、犬は吠え続ける事も考えられます。その結果、塗装などの作業が中断してしまう場合があります。
3.外壁塗装工事の施工中にできる対策
3-1.ペットを残したままの長時間の外出は避け、なるべくペットだけにして外出しない
外壁塗装中、ペットにいつもと違う健康被害などの症状が表れてしまう可能性もゼロとは言えません。
万が一の事を考えると、なるべくペットの様子や表情をすぐに確認できる範囲に居るようにしておく必要があります。
近年の塗料は、VOC濃度が非常に低く、自然塗料を使えば、ほとんどのペットに影響はありませんが、ペットに何らかの症状が現れた場合、飼い主が家にいればすぐに対応ができますが、家にいなければ症状の変化に気づけず、対応が後手になります。
ペットにいつもと違う症状が表れた場合は、すぐにかかりつけの病院へ連れて行きましょう(6を参照)。
外壁塗装中は、見慣れない業者(人)の存在や、工事の音などに反応したり、制限も増える可能性もあるため、犬の場合、吠え続けてしまう事も十分に考えられます。吠え続けている状態は、犬にとって良くはありませんよね。
もちろん、すぐにおさまれば特に問題はありませんが、おさまらずずっと吠え続けるようであれば、飼い主は吠えないように対応をする必要があります。
また、近隣への迷惑にもなるため、作業を中断せざるを得なくなります。
場合によっては、その日の作業は中止しなければならなくなる可能性もあるので、ペットだけで家にいる時間は、なるべく短時間にしてあげましょう。
3-2.昼間の作業中は連れ出せるペットは一緒に外出する
外壁塗装の工事をしている昼間だけ、ペットを外に連れ出すというのも有効な対策のうちの一つです。
連日の外出が厳しい場合、外壁塗装工事中の、特に大きな音がする足場の組立てや解体、高圧洗浄の工程の日や、強いニオイがする塗装の日に外出をするだけでも、ペットへの影響を大きく軽減できるはずです。
ペットも、少しでも外出できれば気分転換もできて、怖い思いをしなくて済むのではないでしょうか。
犬や猫の場合、トリミングやシャンプーなどの日に合わせてしまうのも1つのアイデアです。
3-3.ペットホテル、ご近所、知人に預ける
高齢の犬やネコなど、ペットがいるご家庭でVOCの負担がどうしても心配といった場合は、外壁塗装工事を行っている間はペットと一緒に実家に帰ったり、可能な場合は親戚の家、友人の家等に一時的に預かってもらったり、ペット専用のホテル暮らし(疎開)をするといった手段もあります。そもそも家にいなければ外壁塗装の影響を受けることもないため、”ペットに与える影響を抑える”という点では、最も有効な対策と言えます。
しかし、今の塗料は無害に等しい程度のVOC濃度ですので、そこまで仰々しく考えなくても良いと言えますが、ペットは人間より臭覚・聴覚・気配はずっと敏感です。
ちなみに、外壁塗装の期間は、2週間前後が目安です。数日といった短い期間ではないため、もしかするとペットによっては、長い期間どこかへ預けられる事の方がストレスとなってしまうこともあるかもしれません。
それぞれのペットによって、この辺の事も考慮した上で検討してみましょう。
高齢のペットで、日頃からあまり体調が芳しくない場合は、一時的な避難もアリかとは思いますが、上記3-2 でも記載した、音・ニオイの強い工程の日だけ預けるといった方法を検討してみても良いかもしれません。
4.室内でペットを飼っている場合にできる対策
4-1.換気とエアコンが使用できるように養生をしてもらう
2-3 でも少し触れましたが、外壁塗装を行う時期が夏場や冬場の場合、エアコンなどの空調や換気が使用できないと、日常生活に支障をきたしてしまう恐れがあります。
予め、施工業者に空調や換気をしたい事を伝え、換気口の養生やエアコンが使用できるように室外機などの養生を工夫してもらいましょう。基礎知識として知っておきたいのは、エアコンの室外機を養生シートで覆ってしまうと、吸排気ができなくなるため、外壁塗装の工事中(厳密には養生をしている間)ずっとエアコンが使用できなくなってしまいます。
※養生とは、塗装工事をする際、塗装しない箇所を汚さないように養生シート等で覆うことです。
エアコンで部屋の温度を常に管理しておかなければならないといった場合には、外壁塗装中にエアコンが急に使用できなくなる事は、非常に危険です。
外壁塗装の工事中もエアコンを使用するためには
<対策1>エアコンの室外機を覆う養生シートに穴をあけてもらう
<対策2>エアコンの室外機の養生には、(通常の養生シートではなく)専用カーバー・メッシュカパーなどを使用してもらう
といった対策が必要となります。
外壁塗装中も工アコンを使用したいという場合は、養生の工程に入る前にエアコンを使用したい旨を塗装業者に伝え、上記のような対策をしてもらいましょう。
4-2.漆喰を使う
家の中でペットを飼っているお宅の外壁塗装の際は、塗料の有害な影響をペットに与えない為に、内装建材で建物内部に入り込んでしまうVOCの濃度を低くする事が出来ます。
壁や天井などに漆喰を使うと、漆喰は呼吸する特殊な材料ですので、VOCを吸着・洗浄し気化して無くす作用があります。
外壁塗装のVOCの影響を最小限に留めるためにも、ぜひ内装建材にも目を向けてみましょう。
4-3.VOC除去のビニールクロス
ホルムアルデヒドなどのVOCの除去に役立つ作用のビニールクロスがあります。
ビニールクロスは張るだけで施工が完了するので、すぐに効果を発揮させる事ができ、費用も安価ですので、非常にオススメです。
4-4.ヒノキを採用する
腰壁や壁、床、天井、カウンター等にヒノキを使うと、滞ってしまったVOCを放出・放散させる力があるので、VOC削減に役立ってくれます。床にヒノキを使うと、ペットの歩行の際の足腰の負担軽減にも役立てる事ができますので、高齢のペットを飼っているお宅には、断然オススメの素材です。ヒノキはペットを労わりながら、外壁塗装のVOC除去が出来る、大変優秀な材料です。
5.外でペットを飼っている場合にできる対策
5-1. 工事現場にペットが近づけないようにする
犬を外で飼っている場合、工事現場(外壁や足場など、実際に工事をしている付近)には犬を近づけないようにする必要があります。
具体的には
<対策1>犬小屋を工事現場から離れた場所に設置する
<対策2>普段犬をつなぐ紐を長くしている場合には、工事現場に近づけない長さにする
<対策3>普段犬を庭で放し飼いにしている場合には、紐でつなぐか、工事現場に近づけないように柵などを設置する
<対策4>施工中だけは室内で飼う(次の5-2 で詳しく説明します)
といった対策が必要です。
工事現場に犬を近づけてしまうと、塗料を誤飲してしまったり、足場にのぼってケガをする可能性もあります。
その他にも、塗料などが犬に触れてしまう事も考えられますし、工事現場をうろうろされると、工事の邪魔になってしまいます。
5-2.外壁塗装中は家の中で飼う
外壁塗装中、家の中で飼うというのも対策として有効です。
特に猫の場合は、足場があると遊び場にしてしまう事があります。
足場で遊ぶと、落下の可能性や作業の妨げになってしまうことがあり、猫、職人共に危険です。
それに、外にいると塗料の臭いや工事の音をダイレクトに感じてしまうことになるため、より外壁塗装の影響を受けやすくなることは間違いありません。
どうしても外で飼うしかないという場合は、絶対に現場に近づけないようにする(5-1 参照)と共に、ペットの様子に変わりはないか、いつも以上に気にかけてあげましょう。
6.ペットにいつもと違う症状が見られたらすぐ病院へ!
どんなに施主様がペットに対して対策をしていても、ペットに何も起きないとも言い切れません。
2-2 のような、いつもと違う症状が見られた場合は、すぐにかかりつけの病院へ連れて行きましょう。
いち早くペットの変化に気付いてあげるには、外壁塗装中は特に、いつもと違う所がないか、ペットを注視して見てあげることがとても重要です。
まとめ
今回は外壁塗装時の犬や猫などを飼っているお宅で外壁塗装を検討されている方に向けての、外壁塗装時に注意したいペットへの影響や、ペットがいる場合の具体的な対策についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
屋根塗装や外壁塗装中に生じる塗料の臭い、工事の音などが、ペットに良くない影響を及ぼしてしまう可能性はあるため、外壁塗装をする場合は、今回ご紹介したように、どのようなことに気をつければ良いのか、あらかじめ知っておくことで、ペットに及ぼす影響を最小限に抑えるべく、しっかりと対策をすることが重要となります。
塗装工事に関して疑問点や不明点がある場合は、担当の業者に確認する事で、事前対策もできるはずです。
具体的な対策については、ぜひとも頭に入れておきたい所ですね。
ぜひ参考にして頂いた所で、皆様の不安を解消し、安心して外壁塗装工事を行えるよう、この記事がお役に立てば幸いです。