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屋根材で変わる!リフォーム費用とメンテナンス時期の目安

こんにちは!茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです!

ご自宅の屋根がどんな種類でどんな特性があるかご存知でしょうか?
住宅ごとに屋根材は違います。そしてその屋根材ごとにリフォーム方法や費用にも違いがあります。

今回は人気の高い屋根材の種類とリフォーム方法、費用相場などをご紹介していきます。

あまりチェックすることが少ない屋根だけれど、
いざリフォームする時に備え、ご自宅の屋根の種類やリフォーム方法をおさえておきましょう!

屋根材ごとのリフォーム方法

さきほど冒頭でお伝えした通り、屋根材ごとにリフォーム方法は異なります!
塗り替えをしたほうが良いのか?
劣化している部分だけ直したほうが良いのか?
はたまた葺き替えたほうが良いのか?

屋根の種類、状況に合わせリフォーム方法がかわってきますので、
屋根のリフォーム方法についてどんな種類があるのかご紹介します!

屋根リフォームの種類

塗装

屋根材の上に塗料を塗るリフォーム方法です。
屋根の美観を保つほか、塗膜によって雨風・紫外線から保護する役割があります。
塗料により耐久性が異なり、グレードが上がるほど価格も上がる傾向があります。

カバー工法

カバー工法は既存の屋根を残したまま、新しい屋根を重ねる方法です。
屋根材の解体・撤去などがないので、
比較的短期で費用を低く抑えられる屋根リフォームです!
ただし、屋根の下地が傷んでいないことが条件になるので、
この工法を選ぶ際は下地チェックは必須です!

葺き替え

葺き替えは、既存の屋根材を撤去し新たな屋根材と交換する方法です。
カバー工法と違い、必要に応じて下地の補修工事や
メンテナンス、防水シートの交換ができます!

部分補修

屋根材の一部が劣化している場合や、棟板金・雨樋などの付帯部に
ダメージがあるときは、部分的に交換や差し替え、補修をします。

ご自宅の屋根をチェック

屋根材の種類は多く、それぞれ施工できるリフォーム方法が異なります。
まずは、ご自宅の屋根にどの屋根材が使用されているか確認してみましょう!

<屋根材の主な種類>

・スレート屋根(化粧スレート瓦)
・陶器瓦(日本瓦)
・金属屋根(ガルバリウム鋼板)
・石粒付屋根(シンカリウム鋼板)
・トタン屋根(瓦棒葺き)
・アスファルトシングル
・セメント瓦

今回は一般的な住宅で使用されることの多い
スレート屋根・金属屋根・陶器瓦のリフォーム方法について詳しく解説していきます!

スレート屋根のリフォーム

外壁塗装は様々な劣化症状が存在します。その症状や進行の度合いによって塗装の目安が変わってきます。
以下からは外壁や屋根で起こる主な塗り直しのサインや、塗り直しが必要な理由について解説します。

スレート屋根のリフォーム方法

スレート屋根は日本で最も普及率が高く、耐久年数は15~20年ほどといわれています。

・塗り替え

スレート屋根は住環境や経年によって塗膜の色あせや
剥がれが起こるため、定期的な塗り替えが必要です。

・カバー工法

スレート屋根のリフォームは、カバー工法を行うのが主流になっています。
新しい屋根材には金属屋根(ガルバリウム鋼板)を使用するのが一般的です。

・葺き替え

すでにカバー工法を行っている場合や、
下地や屋根材の劣化が進んでいるときは葺き替えを行います。

費用相場

スレート屋根のリフォーム費用相場は以下の通りです。

塗装:50万~100万円
カバー工法:150万~300万円
葺き替え:150万~300万円

【塗装工事した場合の見積もり例】
建坪:30坪
階数:2階建て
築年数:10年
前回の塗り替え:なし
使用する塗料:シリコン樹脂塗料

合計金額:560,537円
※足場・養生・洗浄・飛散防止ネット・下地補修・下地調整・付帯部込
※住環境や劣化状況、材料の違いによってリフォーム費用は異なります。

金属屋根のリフォーム

金属屋根の金属は主にガルバリウム鋼板を指します。
ガルバリウム鋼板は金属系サイディングボードのひとつで、
現在では日本の住宅の屋根材や外壁材に多く採用されています。

鋼板を基材にアルミや亜鉛から構成されており、従来の亜鉛メッキ鋼板よりも耐久性が高いのが特徴です。

金属屋根のリフォーム方法

金属屋根(ガルバリウム鋼板)の耐久年数は20~30年程度といわれています。

・塗装

色あせなどの塗膜の劣化が発生した場合は、塗装メンテナンスが適しています。
サビがある場合はサビを落としてから塗装を行います。
金属屋根の塗装は技術がいるので、
金属屋根塗装の施工に慣れたリフォーム工事業者に依頼しましょう。

・カバー工法

金属屋根自体に傷みがある場合は、カバー工法を行います。
その場合、金属屋根が軽量なため、基本的に既存のものよりも重い屋根材は使えません。
そのため、既存の金属屋根の上に新たな金属の屋根材を乗せることになります。
劣化を放置すると下地に影響を与えてしまい、
雨漏りの原因になることもあるので、早めにメンテナンスをしましょう。

・葺き替え

金属屋根も葺き替えによるリフォームはできますが、
他の屋根材へ葺き替えることはおすすめできません。
万が一葺き替えをするといった場合はカバー工法と同様に、金属の屋根材を使いましょう。

費用相場

金属屋根のリフォーム費用相場は、スレート屋根と同程度になる場合が多々あります。

【カバー工法を行った場合の費用目安】
足場:600~800円/㎡
飛散防止ネット:100~200円/㎡
養生:250~400円/㎡
重ね張り:50万~120万円
諸経費 現場管理費:30,000~50,000円
廃材処理費など:10,000~30,000円
※住宅環境や劣化状況、材料の違いによってリフォーム費用は異なります。

陶器瓦のリフォーム

陶器瓦は日本の家屋に多く使われてきたため、昔から馴染みのある瓦です。
他の素材に比べて耐久性に優れ、また住まいの温度を保つ特徴を持っています。
自然素材ゆえ風通しの良さも兼ね備えています。

金属屋根のリフォーム方法

陶器瓦は基本的に塗装が必要ない屋根材で、耐久年数は40~60年程度と耐久力が高いのが特徴です。

・部分補修

部分的に瓦の割れや、ずれ、欠けなどが起きている場合は、
漆喰の詰め直し・板金の補修が必要になる場合があります。

・葺き直し

葺き直しは、既存の瓦を撤去し、下地の補修・補強を行ったあとに
既存の屋根材を使って葺き直すリフォーム方法です。
材料費がほとんどかからないことから、葺き替えよりも費用が抑えられます。

・葺き替え

瓦は基本的にどの屋根材にも葺き替えることが可能で、
軽量な金属屋根材に葺き替えることが多々あります。
屋根の重量を軽くすると耐震性につながるのでおすすめです。

費用相場

陶器瓦のリフォーム費用相場は以下の通りです。

葺き直し:200万円程度
葺き替え:300万円程度

【葺き替え工事をした場合の費用目安】
古瓦・残土撤去・下地調整・雀口調整:2,750円~/㎡
コンパネ施工・ルーフィング張り替え・桟木打ち:3,300円~/㎡
日本瓦(いぶし瓦)施工:9,900円~/㎡
※住宅環境や劣化状況、材料の違いによってリフォーム費用は異なります。

屋根のメンテナンス

最後にメンテナンスの時期についてご紹介いたします。

メンテナンス時期の目安

使用している屋根材の耐久年数はあくまでも目安となりますので、
お住まいの環境により、リフォームのタイミングは異なります。
そのため、5年に一度は工事業社に点検を依頼して、屋根の状態を把握しておきましょう!

塗装は7〜10年程度、葺き替えは15〜20年程度がメンテナンス時期の目安です。

ただし、屋根の劣化が気になった場合はすぐに工事業者に点検・修理を依頼しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
屋根リフォームは大規模になるほど工事費用がかかります。
しかし、適切ではないリフォーム方法・工事価格で施工を勧める悪徳業者もいるのが現状です!
リフォーム工事は専門業者とよく相談することが大切です。

まずは無料の現場調査・見積もりができる業者へ相談して、
屋根材の種類、劣化状況、下地の状態などを調査してもらった上で、
自宅の屋根に適したリフォームを行いましょう。

ライズペイントでは屋根に関するお悩みや疑問点にお答えします!
お客様が安心して屋根のリフォームが出来ることを第一に考えておりますので、
お気軽にご相談ください!