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あなたの家は大丈夫?外壁塗装の際に考えるべき、窓枠の塗装について

こんにちは!茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです。

突然ですが、貴方は窓枠(サッシ)にも塗装が必要である事を知っていましたか?

外壁塗装の際、外壁はもちろんの事、雨樋や雨戸、その付帯部など細かい場所にも塗装することが多いです。
しかし、窓枠についてはどうおもいますか?中には窓枠まで塗装してなくても良いのではないかとお考えの方も多いのではないでしょか?
窓枠も外壁塗装と同様に行っておかなければ、家全体の見た目や劣化に繋がっていく可能性があります。
もちろん、窓枠の種類によって塗装の必要性が変わっていきますので、窓枠の種類と共にその必要性を説明していきます。

主に使われる窓枠の種類

アルミ製の窓枠(サッシ)

アルミ製のサッシの素材であるアルミニウムは、加工が簡単で気密性が高く頑丈な素材でコストパフォーマンスにも優れています。
また、アルミは軽い素材であるため窓の開閉による負担が少なく、耐腐食・耐候性に優れたものになっています。
しかし、アルミは熱伝導率が高く、冬場になると結露が起きやすくなるため部屋の暖房効率が下がってしまう場合があります。

<アルミサッシの特徴>

高い気密性

頑丈

軽い

耐腐食性

耐候性

安価

熱伝導率が高い

結露が生じやすい

樹脂製の窓枠(サッシ)

樹脂サッシはアルミサッシとは違い断熱性に優れた窓枠となっています。樹脂サッシは断熱性が高いことから室内温度の安定性、光熱費の削減などのメリットがあります。また、結露が生じにくくなっているため、結露が原因のカビやダニの発生を予防してくれます。
しかし、樹脂サッシは紫外線に弱いため、アルサッシと比べて劣化が早くなってしまいます。また、樹脂サッシは市場への登場から日が浅く、長い歴史の中で改良改善を進めてきたアルミサッシと比べると価格帯が高いものになっています。

<樹脂サッシの特徴>

高い断熱性

結露予防効果

防音効果

高価

紫外線に弱い

木製の窓枠(サッシ)

木製サッシは木材そのものが持つ調湿特性によって、結露が生じにくくなっています。また、木製サッシは気密性が高いため、断熱性にも優れた性能になっており、北欧三国の95%以上が木製サッシを利用してします。他にも木製サッシは耐火性や浸水性に優れた特徴を持ちます。
そして、木製サッシの最大の特徴として、デザインの自由度の高さがあります。大きさ・形・デザインの自由度に加え、空間の質を左右する大事な役割を担います。
しかし、木製サッシは前述した2種類の窓枠よりも劣化がしやすい為、定期的なメンテナンスが必要になります。

<樹脂サッシの特徴>

高い気密性

結露予防効果

断熱性

耐火性

耐浸水性

デザイン性

定期的なメンテナンス

高価

窓枠の塗装の必要性

アルミ製の窓枠(サッシ)

アルミサッシは、アルミの素材自体が耐久性・耐腐食性・耐候性・耐水性に優れているため、塗装が剥がれてしまっても極端に劣化が進行する事はないです。また、アルミサッシの塗装の寿命が数十年程もつと言われているため、再塗装の必要性はそれほど高くないです。

しかし、アルミサッシの弱点としてサビの発生があります。白サビというもので、白い斑点状のサビが発生してしまいます。
白サビは水分によっておこる為、対策として水分を弾きやすくするために塗装が必要になります。

樹脂製の窓枠(サッシ)

樹脂サッシも腐ったり錆びてしまうことがないため、耐久性の高い素材です。しかし、アルミサッシに比べると少し耐久性が低いため、長く使用していると色褪せやひび割が発生してしまいます。そのため、再塗装が必須の窓枠ではありませんが、樹脂サッシの保温効果を維持するためには定期的に再塗装が必要になります。

木製の窓枠(サッシ)

木製サッシは非常に水分を吸収しやすく湿度によって収縮し、日光により色褪せてしまうため、窓枠の劣化が激しくなってしまいます。また、窓枠の劣化が進むことで、外壁の状態にも悪影響を及ぼしてしまいます。窓枠を塗装しなければ、風雨にさらされ、傷みや割れ、劣化が目立ち、木材が腐ってしまい、木製サッシの特徴である景観を大きく損なう事になってしまいます。

木製サッシの劣化を防ぐ目的と、見た目の美しさを維持する為には定期的に再塗装する必要があります。

窓枠を塗装するメリット

メリット01 サッシの保護

窓枠の塗装のメリットの1つ目は、サッシの保護です。
窓枠の塗装の必要性について説明したように、窓枠の塗装は次第に剥離・劣化していってしまいます。塗装が剥離・劣化してしまうとそれぞれの窓枠の特徴を損なってしまうため、定期的なメンテナンスが必要になります。

メリット02 傷や汚れが目立たなくなる

窓枠の塗装のメリットの2つ目は、傷や汚れが目立たなくなることです。
窓枠はぶつけたり擦ったりした衝撃で、サッシに傷がついてしまうことがあります。一部分だけの傷や汚れであれば、交換より塗装で補修する方がコストを抑えることが出来ます。

メリット03 外観に合わせたデザイン変更

窓枠の塗装のメリットの3つ目は、外観に合わせてデザインの変更が出来ることです。
外観の雰囲気を変えたいという時に窓枠の色を変える事はとても有効です。窓枠の塗料にも豊富な色が揃っているので、外壁に合わせて調和のとれた窓枠の色にするのかそれともアクセントをつけた窓枠の色にするのか様々なカスタマイズを楽しむことが出来ます

窓枠を塗装するデメリット

塗装が剥離する可能性がある

窓枠の塗装は業者の下処理によっては、塗装が簡単に剥がれてしまう可能性があります。
その為、塗装業者の選定に注意が必要になります。

耐用年数が短い

窓枠の塗装のデメリットは、塗装の耐用年数が窓枠を交換した時の耐用年数と比べて短いことです。
その為、窓枠の劣化具合によっては、塗装よりも交換した方がコストを抑えられることがあります。

窓枠を塗装するタイミング

タイミング01 外壁塗装の際

窓枠の塗装のオススメのタイミングは外壁の塗装の際に同時に行うことです。
2つの塗装を同時に行うことで、足場を組む費用などの諸経費が1度で済む為、全体の費用を抑えることができます。
また、外壁のデザイン変更の場合、窓枠も一緒に変更すると効果的に外観のイメージを変えることが出来ます。

タイミング02 アルミサッシに劣化の症状がある

アルミサッシは塗装のタイミングはセルフチェックによって確認することが出来ます。
アルミサッシを指でこすった時に白い粉のようなものがつく事があります。これはチョーキング現象といい、紫外線や雨などによって塗料の顔料が浮き出てしまう事が原因で発生します。チョーキング現象が発生している時は、塗料の劣化が進んでおり、防水性などが低下している状況にあります。
また、前述した白カビによる白い斑点も腐食などの原因になる為、チェックが必要になります。

タイミング03 前回の塗装から5~10年経過している

これまでの紹介したタイミングに当てはまらない場合でも、5~10年程の周期を目安に塗装をすることをオススメします。
基本的に塗料は、5~10年で色あせや剥離、ひび割れが発生します。 もちろん材質や環境によって劣化状況は変わるため、10年では遅かったり早い場合もありますが、10年サイクルで塗装を行う事によって、比較的良い状態を保つことができます。

窓枠を塗装の費用

窓枠塗装の費用相場

窓枠塗装が単体の場合

20,000

円/箇所

人件費+材料代+交通費+足場代   etc

外壁塗装とセットの場合

2,000~4,000

円/箇所

人件費+材料代   etc

窓枠塗装が単体の場合、人件費や交通費、材料代を考えると数か所だと割高となってしまうため注意が必要です。
また、窓枠の交換となると5~35万円ほど費用が掛かる為、定期的な塗装で窓枠の状態を維持することで費用の総額を抑えることが出来ます。

窓枠ってDIY塗装できるの?

サッシの塗装は面積が小さいため、DIYでもなんとかできそうな気がするかもしれませんが、窓枠のDIY塗装ははっきり言うとオススメできません。
窓枠の塗装は下処理がとても重要です。下処理が十分でないと塗装してもすぐに剥離してしまいます。必要になる塗料も窓枠専用の塗料となる為、
十分な準備が必要になります。また、塗料などをこぼして外壁に付着してしまった場合、外壁塗装を再度依頼することになるので、業者に依頼するのが一番ベターな形になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回の記事で窓枠の塗装について必要性などをご理解いただけたでしょうか。

外壁塗装と合わせて、サッシの塗装を検討されている方もいらっしゃるでしょう。
サッシは塗装することでイメージを変えたり、傷やサビの補修をしたりできるので、外壁塗装と同時にメンテナンスすることをオススメします。
また、木製サッシは塗装により耐久性を持たせているため、塗装は重要なメンテナンスです。
建物を長持ちさせるためにも、最適なメンテナンスが必要になります。

サッシを含めた外壁塗装についてお悩みがありましたら、ライズペイント株式会社がご相談ください!!
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