皆様こんにちは!茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです!
外壁塗装が始まると、普段の生活の中では何も考えずに行っていた小さなことでも制限がかかったりします。
『洗濯物は干せる?』、『外出はOK?』、『エアコンは使えるの?』などお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな外壁塗装中、家の中ではどのように過ごせば良いのでしょうか?
そこで今回は、外壁塗装中にストレスを最小限に抑えて過ごすために事前に知っておきたいこと、注意したいことなどを紹介したいと思います。
外壁塗装の工程
ではまず、外壁塗装とはどのような流れで進んでいくのでしょうか?
外壁塗装はご存じとは思いますが、数日で終わることは難しく、おおよそ10~14日間かかります。
基本的な工程は下記表の通りです。
外壁塗装中、ストレスフリーに過ごすためにはその基本的な工程や内容を知り、事前に不安やストレスの元となる施工内容への対策を行うことが
大切です。
順序 | 工程 | 作業内容 | 懸念事項 |
---|---|---|---|
① | 足場仮設 | 高所での作業もあるため、職人の安全や安定した足場の確保 | 騒音 |
② | 高圧洗浄 | 外壁についた汚れやカビ・苔などを洗い流す作業 | 騒音・換気× |
③ | 養生 | 塗装しない部分や塗料をつけてはいけない窓などを、テープやビニールシートで保護する作業 | 換気× |
④ | 劣化補修 | 塗料を塗る前のクラック補修や目地の修繕 | 騒音 |
⑤ | 下塗り | 下地と仕上げ塗装(中塗り、上塗り)を密着させるための下準備の塗装 | 臭い・換気△ |
⑥ | 中塗り | 仕上げ塗装1回目の塗装 | 臭い・換気△ |
⑦ | 上塗り | 仕上げ塗装2回目の塗装 | 臭い・換気△ |
⑧ | 養生取り | ③の養生を外し、塗料の滲みや塗り残しの修正 | 臭い・換気△ |
⑨ | 足場解体・清掃 | ①の足場を解体、その後清掃 | 騒音 |
順序 | 工程 | 作業内容 | 懸念 事項 |
---|---|---|---|
① | 足場 仮設 | 高所での作業もあるため、 職人の安全や安定した足場の 確保 | 騒音 |
② | 高圧 洗浄 | 外壁についた汚れやカビ・ 苔などを洗い流す作業 | 騒音・換気× |
③ | 養生 | 塗装しない部分や塗料を つけてはいけない窓などを、 テープやビニールシートで 保護する作業 | 換気× |
④ | 劣化 補修 | 塗料を塗る前のクラック補修や目地の修繕 | 騒音 |
⑤ | 下塗り | 下地と仕上げ塗装(中塗り、 上塗り)を密着させるための 下準備の塗装 | 臭い・換気△ |
⑥ | 中塗り | 仕上げ塗装1回目の塗装 | 臭い・換気△ |
⑦ | 上塗り | 仕上げ塗装2回目の塗装 | 臭い・換気△ |
⑧ | 養生 取り | ③の養生を外し、 塗料の滲みや塗り残しの修正 | 臭い・換気△ |
⑨ | 足場 解体 ・ 清掃 | ①の足場を解体、その後清掃 | 騒音 |
外壁塗装中の生活
では次に普段の生活と外壁塗装中の生活でどのように変わるのか、その中でも特に気になるものをご紹介いたします。
また、いろいろな制限がかかる中、ストレス軽減に繋がるような対策も含めて紹介したいと思います。
室内が薄暗くなる
外壁塗装の施工中は塗料が付かないよう窓ガラスにビニールシートで養生します。
また、近隣に対しても塗料の飛散を防止するため、足場を組んで飛散防止ネットで家全体を覆います。
そのため、普段より家の中に光が届きにくくなり、昼間でも薄暗くなります。
ただし、完全に遮光されるわけではないので、真っ暗になるほどではありませんが、電気の使用は必要になります。
また、施工中、職人から室内が見えてしまうのではないかと気になり、自らカーテンやブラインド等を閉めてしまうことがあります。
室内を見られてしまうのも嫌だし、昼間なのに室内が薄暗いのもストレスとなってしまう場合には、職人が作業していない部屋や
室内が見えづらい窓のカーテン、ブラインド等をできるだけ開けるようにするのがオススメです。
それでもストレスを感じる場合は、外壁塗装中はできるだけ外出するようにするのも1つです。
その際の注意点は後述いたします。
エアコン・給湯器の使用
外壁塗装の施工中、基本的にエアコンは使用ができるように室外機を養生します。
ただし、室外機が設置されているベランダを塗装する場合は、エアコン使用により結露水が排出されてしまうためエアコンの使用が
できなくなります。
設置場所以外にも外壁洗浄時など工程上、危険が生じる場合はエアコンの使用ができなくなる場合もあります。
エアコンを使用する予定がある場合は事前に業者に相談しておくのが良いでしょう。
また、エアコンの室外機同様、屋外に設置されている給湯器ですが、こちらももちろん養生します。
しかし、給湯器の場合、養生した状態で使用すると、不完全燃焼で発生した一酸化炭素が屋内に流れ込み、屋内にいる人が一酸化炭素中毒に
なったり、給湯器の故障や発火事故を起こすなど、非常に危険なため、養生中の使用は禁止です。
使用する場合は必ず使用可能かどうか確認を行い、またご自身でも養生が外されているか目視することをオススメします。
騒音・臭い
外壁塗装中はどうしても騒音が発生します。
メインの塗装中は比較的静かですが、塗装作業を行う前後の足場仮設および解体、高圧洗浄やケレン作業、職人同士の話し声や
外壁塗装工事に必要な機材の搬出入のたびに出る音が騒音の原因となります。
特に足場仮設・解体時は金属音が大きく響き渡りますので、家の中にいると、振動と共によりうるさく感じます。
また、トラブルにならないためにも事前に近隣住民へ話しておくのも良いでしょう。
※騒音については下記の記事で詳しくご紹介していますので、ご参考にご一読ください。
外壁塗装はうるさい?騒音によるストレス・トラブルの対策方法とは?
また、塗装中、騒音は収まりますが、次に出てくるのが臭いです。
外壁塗装では臭いの強い専用の塗料を使用します。
そのため、その塗料の臭いが家の中に入ってしまうと人によっては気分が悪くなったり、体調崩す場合があります。
特に臭いに敏感な方やアレルギーなどをお持ちの方、妊娠中の女性や乳幼児、高齢者やペットがいるご家庭は施工前に必ず業者との
相談をオススメします。
その際、臭いの少ない塗料を選ぶこともできます。
また、ペットにおきましては、知人やペットホテルに預けることをオススメします。
人間でさえ不快に感じてしまう騒音や臭いですので、ペットは環境の変化により敏感のため、連日にわたる業者や職人の出入りですら、
体調不良やトラブルに繋がりやすくなってしまいます。
なるだけ施工場所から遠ざけるなど、最低限度の対策をとるように心掛け、大切な家族を守りましょう。
騒音・臭い共に、大きなストレスを感じるようでしたら、事前に業者に工程を確認し、該当の日は外出することをオススメします。
外干し洗濯NG
日々の生活の中で欠かせない洗濯。
しかし基本的に外壁塗装中は塗料や塗料の臭い、作業中のホコリなどが洗濯物に付着してしまう恐れがあるため、洗濯物を外に干すことが
できません。
ただし、塗装工事が休みのタイミングでは干すことは可能です。
しかしこの場合も養生されている場合が多いため、普段通りの外干しや太陽の当たり具合は望めません。
毎日洗濯したいのであれば部屋干し、もしくはお近くのコインランドリーを利用するのが良いでしょう。
また、洗濯物以外でも飛散により塗料が付着してしまう可能性があるので、ベランダや庭には施工が始まる前までに必要最低限の物以外は
片付けておきましょう。
※洗濯については下記の記事で詳しくご紹介していますので、ご参考にご一読ください。
外壁塗装中の洗濯ってどうしたらいいの?3つの対処方法と期間
外出
外壁塗装はご存知の通り、建物の外で行われるため、普段の生活と変わりなく外出は問題ありません。
上述の通り、室内の暗さや騒音、臭いなど家の中にいることでストレスを多く感じてしまう場合は積極的に外出することをオススメします。
その際は万が一に備えて、現場の職人に伝えて伝えておきましょう。
外出の際の注意点ついては後述します。
外壁塗装中に気を付けるべきこと
ここまでで、普段の生活と外壁塗装中の生活でどのような変化があるのかお分かりいただけたと思います。
次は外壁塗装中の生活の中で特に気を付けなければならないことをご紹介いたします。
戸締り及び換気
外壁塗装中にどうしても換気したくなる時もあると思います。
しかし、外壁塗装工事中、特に高圧洗浄の際は絶対に窓を開けることが
できません。
高圧洗浄は壁の汚れをキレイに落とすために外壁塗装工事の中でも大事な
作業です。
もし窓を開けていたら、高圧洗浄の飛び散った水が室内に侵入してしまいます。
また、換気扇から侵入すると言ったトラブルもよくあります。
自ら戸締りをしっかりすることはもちろんのこと、職人にも特にしっかり閉めて
もらう箇所を事前に聞いて把握しておくことが大切です。
しかし、外壁塗装中でも換気できるタイミングはあります。
高圧洗浄前のシーリング工事中、また、高圧洗浄後の乾燥中、養生が取れた
後なら、窓を開けることができます。
外壁塗装中、戸締りは必須ですが、臭いのストレスを少しでも軽減するために、
換気のタイミングを把握し、少しでも快適な生活を送りましょう。
空き巣に注意
近隣住民への挨拶や配慮
外壁塗装中は騒音や臭い等が発生してしまうため、自分の家だけの問題ではなく、近隣住民も巻き込む工事となります。
そのため、事前の挨拶や配慮が重要です。
良好な関係を築いているならば自分から事前に話しておくのも良いでしょう。
ただ、ご近所関係が希薄になっている近年、ご近所トラブルに発展しないためにも、きちんと近隣の方々に挨拶に行ってくれる
業者を選びましょう。
挨拶があるかないかで、トラブルに発展する可能性がだいぶ変わります。
依頼主だけでなく、近隣住民の方々にも真摯に対応する業者に依頼することが賢明です。
※業者選びについては下記の記事で詳しくご紹介していますので、ご参考にご一読ください。
外壁塗装はどこに頼めばいい?知っておきたい塗装業者の選び方
まとめ
いかがでしたでしょうか。
普段、何気なくやっていることでも、意外と制限がかかってしまうのが外壁塗装の施工中です。
しかし今回ご紹介した事に注意して頂ければ、問題なく過ごせるかと思います。
外壁塗装を検討中の方も、現在施工中でお悩みの方もストレスを最小限に抑えて過ごすために、参考にしていただければ幸いです。