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外壁塗装はうるさい?騒音によるストレス・トラブルの対策方法とは?

茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです!

外壁塗装工事が始まると匂いと共に気になるのが、施工している際に出る”音”です。
”音”の感じ方は人それぞれ違いがあるので、近隣の住人から”音”が『うるさい』と苦情を言われてしまわないかと
心配されている方も多いのではないのでしょうか。
外壁塗装工事を施工するにあたり、どのような音がするのか?
また、外壁塗装工事を施工している期間中に気になるような音がずっとするのか?
と言った素朴な疑問をお持ちの方もいると思いますので、今回はその辺りを解説していきたいと思います。

外壁塗装工事施工中の『苦情の出る音の理由や対策』・『外壁塗装工事施工中の音の理由』・
『近隣住人からのクレームを引き起こさない為の対策』について解説していきたいと思いますので、
これから外壁塗装工事をご検討されている方も今現在外壁塗装工事施工中の方も、是非参考にしていただけたらと思います!!

外壁塗装工事中に騒音はするのか?

外壁塗装工事施工中に『騒音』と感じるかどうかは、個人差にもよります。
『騒音』だと受け取る人がいる一方、全く気にならないと言う方も少なからずいます。
とはいえ、外壁塗装工事施工中には必ず何かしらの”音”がします。
先述の通り、それを『騒音』と取るかは人それぞれですが、できることならこの”音”によるストレスやトラブルは避けたいものですよね。
この施工中に出る”音”にも出るタイミングやそれの対策があります。
次はその音の出るタイミングや対策を解説していきたいと思います。

外壁塗装工事施工中にはどんな音がするのか?

ではまず、外壁塗装工事施工中の作業に出る”音”とは一体どんなものなのでしょうか?
その”音”の出る理由、また、近隣の住人に『騒音』と受け止められてしまう”音”について解説していきたいと思います。

1.足場仮設・解体時

外壁塗装工事施工は高所での作業になる為、必ず足場の仮設が必要になりますが、この足場仮設と解体の時に大きな音がします。
どうして足場の仮設時と解体時に大きな音がするかと言いますと、足場にはいくつかの種類があり、
どの足場も金属製の部品を組み立てていく為、どんなに慎重に行っても金属同士がぶつかるカンカンという高い音が出てしまいます。
この高い音は大きく響くため、これを不快に感じる方は少なくないでしょう。
足場仮設の時には金属製の部品を固定していく音がします。また、解体時には逆に金属製の部品を外していく音がします。

※外壁塗装工事で使用される事の多い、ビケ(くさび)足場は『くさび』をハンマーで叩き込んで固定したり、
ハンマーで叩いて外しながら解体していくので外壁塗装工事の中でも特に大きな音がします。

2.高圧洗浄時

外壁塗装には塗装前に洗浄の工程があり、塗料の付着を良くする為や塗装前の養生を貼りやすくするのに
『高圧洗浄機』と言う機械を使用して洗浄をかけるのが一般的です。
この高圧洗浄機の駆動音と水の吹き出す音や勢いよく水が外壁に当たる際に音が騒音の原因となります。
ただ、この工程は外壁塗装の仕上がりを左右するほど重要なため、省くことはできません。
しかし、工程自体は比較的短期間で行われることや、足場仮設後のため防塵防音シートで囲った状態で行われる為、
最小限の音に抑えられていると思います。

3.外壁塗装時

外壁塗装の方法には、『手塗りのローラー(ハケ)塗装』と機械を使っての『吹き付け塗装』があります。
現在主流になっている手塗り塗装では使用する道具がハケやローラーなので、機械の駆動音がすることはありません。
音がするのは後者の吹き付け塗装の場合のみです。
吹き付け塗装は『エアレススプレー』、『万能ガン』等を使用して吹き付け塗装をする方法なので、
吹き付けの機械を使用するときの駆動音、塗料が機械から吹き出す時、独特な音がします。

4.下地処理(補修)時

外壁塗装では塗装をする前の作業工程で、外壁の種類や劣化症状に応じて様々な補修を行います。
この補修、つまり下地処理の時に音がします。

4-1.クラック補修

外壁の幅0.3mm以上の大きなクラック(ひび割れ)がある場合はクラック箇所に
U字カットを入れてからクラック補修をします。
その際にクラックにU字カットを入れる機械(サンダー等)を使用するため、
外壁にU字カットを入れる機械の駆動音がします。

4-2.ケレン作業

ケレンとは、塗装する際に劣化した部分(金属のサビやもろくなった塗料膜など)を
除去する補修作業のことです。
サビや劣化した塗膜の状態によってはサンダーやカップワイヤーブラシの機械を
使用してケレン作業を行いますので、機械の駆動音がします。

これらは下地処理によって音がする一例になりますが、外壁に生じている劣化の状態や外壁の種類によってケースバイケースの
下地処理が行われます。
外壁に穴を開ける工程などではドリル音が発生することもあります。
下地になる外壁の劣化の状態によって上記以外にも音のする下地処理が行われることも十分に予測できることなので、
実際に外壁塗装工事を施工される場合には、ご依頼になる施工業者の方にどのような下地処理が行われるのか予め説明を
聞いておくことをおすすめします。

5.その他

外壁塗装の作業では足場の仮設業者や複数の職人により行われます。
外壁塗装が自宅や隣家の工事の場合は、作業の打合せや休憩中の雑談などにより話し声が聞こえてくることもあります。
しかし、若い職人が多いような業者だとマナーも悪いことも多々あるようで、塗装中の無駄話も聞こえてくることも。
そもそも騒音の定義は『耳にうるさく感ずる音』。
人によっては話し声が気になってうるさいと感じてしまうこともあります。
そう、音の大小は関係ないのです。
職人さんの話し声に関しては気になるようであったら、事前に相談しておくと良いでしょう。

また話し声の他にも外壁塗装工事に必要な機材の搬出入のたびに出る音も騒音となることがあります。
機材搬入には、普通自動車より大きめな中型車以上の車(4tトラック以上)が使用されますので、エンジン音や移動の際に
地鳴りを感じることがあります。

音のするタイミング

外壁塗装工事中、どのタイミングで音が出るのか把握しておくと、事前の対策や大きな音への心構えができ、ストレス軽減にもなります。
ここでは外壁塗装工事施工中、どのタイミングでどの程度の音が出るのかの目安をご紹介いたします。

外壁塗装工事施工の流れ
各作業工程にかかる日数
音の程度
騒音値(db)
足場仮設前の現場調査
1時間~1日程度
足場仮設
半日~2日
大きな音
60db程度
高圧洗浄
半日~1日
大きな音
65~70db
下地処理・補修
半日~1日
ケースバイケースで音がする
養生
1日
下塗り塗装
1日
吹き付け塗装の場合のみ音がする
70db程度
中塗り上塗り塗装
2~3日
吹き付け塗装の場合のみ音がする
70db程度
養生剥がし
半日
完了後検査・掃除
半日
足場解体
1日
大きな音
60db程度
工事完了(引き渡し)
1時間~半日程度

※また随時、機材搬入による中型車以上の車の出入りで80~90dbといったかなり大きな音がするタイミングがあります。

ご紹介させて頂いた施工における音の出るタイミングは特に近隣の住人などにも大きな音とされる物を挙げさせていただきました。
上記表に挙げていないタイミングでも塗装工事の施工では多少なりの作業音がしますが、外壁塗装工事施工となりますので、
施主様になられるご家庭の方には、上記表の音の目安として参考にしていただけたらと思います。
また、騒音値(db)の目安は下記の表の通りです。
上記表の騒音値と合わせてご覧ください。

騒音値(db)
音のうるささ
騒音発生源と距離
100db
極めてうるさい
電車の高架下
80db
地下鉄の車内
70db
うるさい
やかんの沸騰音(1m)、セミの鳴き声(2m)
60db
洗濯機・掃除機(1m)、普通の会話
50db
普通
家庭用クーラー(室外機)
40db
図書館
30db
静か
ささやき声

音のする時間帯と対策

騒音が気になる場合はその音のする時間帯を把握していることがストレス回避に繋がります。

ここで、とある元塗装職人さんのお話…
『朝、現場に伺った際に施主様に挨拶をさせていただい際に、その日その日の作業工程をご説明させていただき施工を始めます。
施主様は特に何時ごろのタイミングで大きな音がするのか等は気にされなくても良いかと思いますが、施工業者も数多くありますので、
外壁塗装工事を施工される業者の方に声をかけて、その日の作業工程を聞いておくと音のするタイミングが分かりやすいかと思います。』

このように音の出る時間帯を把握することで、外壁塗装による騒音を感じたくない場合、または気になる場合はその時間帯に外出を
することをおすすめします。
また、外出をしなくても耳栓やイヤホン・ヘッドホンをして騒音をシャットダウンすることでストレス軽減にもなります。
ただ、耳栓やイヤホン・ヘッドホンは外部の音を全て聞こえなくしてしまうと言うデメリットに注意が必要ですが、
外壁塗装施工中でも好きな音楽を聴きながらリラックスした時間を家の中で過ごすことができます。

近隣の住人からクレームが来ないようにするために!

外壁塗装工事を行う際には、周囲にしっかりと事前の挨拶を忘れずに行いましょう。
優良な業者であれば、施工されるにあたり施工業者(現場担当責任者)が、施主様宅の近隣の住人のお宅(前後、両隣)へご挨拶してくれます。
『いついつから足場仮設が始まりますので、その際に大きな音などがします』や、『足場仮設の翌日の朝から高圧洗浄を行います』等を
お伝えしてくれますので、大きな音などでご迷惑をおかけしてしまう点につきましては、予めクレームがなるべく来ないように
挨拶を行ってくれます。
また、ご挨拶以外にも他に何かあった場合には声をかけていただくようにお伝えして、近隣トラブルのないよう配慮をしながら
工事も進めてくれますので、是非信頼できる業者にお願いされることをおすすめいたします。
そしてそのような優良な業者であれば、騒音についての相談も真摯に対応してくれるでしょう。

そのような失敗しない業者選びについては下記の記事で詳しくご紹介していますので、ご参考にご一読ください。

トラブルを防ぐ!業者選びのポイントまとめ

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

ご近所づきあいを日頃から良好にされているご家庭の方は、外壁塗装をご検討中の際にお見積りを取るのに施工業者の方に来てもらっている
段階くらいの時に、『いつ頃から外壁塗装工事をする予定』か等を近隣の住人の方に一言お声かけしておいていただくと、現場担当責任者が
近隣の住人のお宅に施工前のご挨拶をしに行く際、円滑になり様々な近隣トラブル等の回避にも繋がります。
これから外壁塗装工事をご検討されているご家庭の方には是非、この記事を参考にしていただけたらと思います。