茨城県筑西市の塗装会社、ライズペイントです!
外壁塗装をご検討していらっしゃる方で、塗り替えの時期や季節が分からなかったり、外壁塗装業者から塗り替えを勧められたが、そもそも本当に塗り替えの時期なのか??等、様々な疑問を抱える方もいらっしゃる事と思います。
外壁塗装は塗り替え後の10年が外壁塗料の塗膜の耐久年数とされていますので、塗り替え後10年以降が、外壁の塗り替え時期となります。
外壁塗装をするにあたって、かかる費用も決して安いものではないので、塗り替えを検討されるなら、外壁塗装にベストなシーズンに施工したいですよね。
今回の記事では、外壁塗装をする際に好ましい条件や季節ごとの注意点などをご紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
外壁塗装工事に最適な条件とタイミング
気候条件で、塗料の硬化や乾燥に最適な気温は、15℃〜30℃、湿度は75%以下と言われています。
この条件の元に施工すれば、外壁塗装工事は作業工程通りスムーズに施工できると言えます。
外壁塗装工事施工中は、窓と、場合によってエアコンの室外機などをしっかりと養生する必要が出て来る時もあります。
エアコンの使用を必要とする季節でなければ、窓を締め切った状態でも過ごしやすく、施工期間でも通常の日常生活と変わらなく過ごす事が出来ます。
上記の条件が満たされた季節であれば、外壁塗装工事施工に最適な季節と言えます。
以下の記事も参考にしてみて下さい。
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外壁塗装が必要になる時期はいつ?施工に適した季節とともにプロが解説!
塗り替えっていつやればいいの?外壁塗装の最適な時期の見分け方
地域ごとの条件を満たした時期
上記でご説明した条件が満たされる季節であれば外壁塗装工事に最適なのですが、それもあくまで参考であり地域ごとに最適な時期は変わります。
同じ日本でも、北と南では気候や湿度に違いがあります。
そこで各地域ごとの外壁塗装工事が最適な季節を表にしました!
ぜひこちらを参考に外壁塗装工事を検討してみてください。
地域 | 条件を満たした時期 |
---|---|
東北・関東地方 | 4月~5月・9月頃 |
北陸地方 | 5月~6月・9月頃 |
中部地方 | 6月・9月頃 |
関西(近畿)地方 | 5月・9月頃 |
中国地方 | 5月・9月頃 |
九州地方 | 4月~6月・9月頃 |
沖縄地方 | 1月・3月~4月・11月頃 |
外壁塗装工事施工に適さない条件
基本的に外壁塗装は一年中できますが、どうしても施工できない条件が4つ程あります。
・5℃以下の気温の時
・85%以上湿度がある時
・雨や雪が降っている時
・外壁が結露していたり、霜が降りている時
上記の4つの条件の場合は、塗装工事施工は出来ません。
理由としては、水性塗料だと、雨や雪で叩かれてしまったり、流れ落ちてしまう恐れがあり、
塗装面に凸凹が出来てしまい、手直し作業になる可能性があるからです。
また、使用する塗料によっては、他にも塗装できない条件がありますので、
ご使用になる塗料のカタログに掲載されている条件を必ず確認する様にしましょう。
外壁塗装における季節ごとのメリットとデメリット
外壁塗装工事施工は一年中可能ではあるので、ベストなシーズンは施工主様で決められます。
それでは、外壁塗装施工についてのベストシーズンを、より正確に判断するため、季節と月ごとに、
外壁塗装工事施工の際のメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。
春(3月〜5月)に施工する外壁塗装工事のメリット・デメリット
春に施工するメリットとしては、春の陽気は比較的安定しているので、天候に左右されて工期が延びてしまう心配が少ない季節と言われているので、気温も丁度よく、職人にとっても作業のしやすい季節です。
デメリットとしては、春の風で砂埃や黄砂が舞うと、塗装面に付着してしまい、手直し作業に繋がる恐れがあります。また、春の長雨に入ると、天候がぐずつきやすくなりますので、お住まいになる地域の天候の状態を気にされて、施工の時期を決めると良いでしょう。
- メリット
- 湿度が低く、塗料が乾きやすいので工程通りに作業が進む。
- 外壁塗装工事の期間中、窓を養生したままでも過ごしやすい。
- 天候が安定しているため、作業工程が予定通りに進められる。
- デメリット
- 湿度が低く、塗料が乾きやすいので工程通りに作業が進む。
- 外壁塗装工事の期間中、窓を養生したままでも過ごしやすい。
- 天候が安定しているため、作業工程が予定通りに進められる。
外壁塗装工事を予定通りに進めたい方や、工事の施工中に快適に過ごしたい方には、最もオススメの季節になります。塗装業者の繁忙期にもあたり、外壁塗装のシーズンとしても、人気のある時期です。
よって、工事着工が予約待ちになる事もありますので、外壁塗装の工事予定は、早めに塗装業者と打ち合わせておく必要があります。
梅雨(6月〜7月)に施工する外壁塗装工事のメリット・デメリット
梅雨の時期になり雨が降ってしまうと、どうしても塗料が流れ落ちてしまうリスクが高くなります。
特に低臭の水性塗料で塗装工事を施工すると、塗料自体の希釈剤が溶剤系ではなく水になりますので、塗料が乾燥する前に雨に打たれてしまうと、高い確率で流れ落ちてしまいます。作業自体も、雨が降っている場合は基本、お休みになりますので、工事日程も延期する事になり、着工から工事完了までの予定は先延ばしになり、通常の施工期間よりも長くなるというデメリットがあります。ですが、適切な湿度を守って施工すれば、他の季節と比べても塗装の仕上がりに差は出ず、外壁塗装工事も可能となります。
- メリット
- 適切な湿度の条件を守れば問題なく施工できる。
- デメリット
- 天候に左右されやすいので、工期が延びてしまいやすい。
天候に左右され、予定通りに塗装工事が進まない可能性がありますので、
工期が長引く事でお困りになる場合は、梅雨の季節以外の時期を選びましょう。
夏(8月)に施工する外壁塗装工事のメリット・デメリット
夏は気温が高く、塗装の乾燥も早く作業工程通りにスムーズに進みます。雨続き等もなく大幅な工期の遅れもないと言えます!
ただ、工事中は窓を閉め切り養生したままの状態で過ごす事になるので、
換気などが出来ず、夏の暑い盛りにこの状態を考えるとそこがデメリットになります。
エアコンを使用する部屋をあらかじめ業者に相談し、エアコンを使用できるように室外機を養生してもらうなどの策は必要です。
- メリット
- 塗料の乾きが早いため、予定通りの工期で仕上がる。
- デメリット
- 夕立が降ると工事を中断しなければならない。
- 窓を閉め切った状態での生活に負担がある。
- お盆中は業者も休みのため、工事がストップする。
工事期間中、快適に過ごされたい方はエアコンを使用するお部屋や窓の開閉をしたい箇所を
事前に塗装業者とよく話し合っておくことをオススメします!
気候条件的には外壁塗装工事の施工自体は予定よりも比較的早くに完了する事が多いです。
秋(9月~11月)に施工する外壁塗装工事のメリット・デメリット
春と同じく秋も湿度が低いので、塗料も乾きやすく作業工程もスムーズに進みやすいです。
夏から秋にかけて気温も下がっていくので過ごしやすくなり、養生したままの状態でも生活への負担が軽減されていきます。
ですが、9月~10月にかけては台風のシーズンでもあるため、台風が原因で工事自体に遅れが出る事も予測されます。
また、秋の終わりから冬の初めにかけては、秋の長雨とも言われる天候の崩れやすい季節なので注意が必要とされます。
- メリット
- 湿度が低く、塗料が乾きやすいので作業工程がスムーズに進む。
- 施工期間中、養生で窓を閉め切った状態でも過ごしやすい。
- 天候が安定してため、予定通りに工程が完了する。
- デメリット
- 秋末に雨が続くと施工がストップしてしまう。
- 台風が原因して工期が延びてしまう可能性がある。
- 塗装業者が繁忙期のため、希望日程で施工できない場合がある。
春の時期と同様に外壁塗装工事の施工をスムーズに進めたい方や、工事期間中に快適に過ごしたい方には、オススメの季節になります。また、地域によっては台風が頻繁にくる場所もありますので、お住まいの地域の特性によっては注意が必要となります。
冬(12月~2月)に施工する外壁塗装工事のメリット・デメリット
冬の外壁塗装工事の施工は他の季節と比べて日照時間も短くなっているため、作業できる時間帯も短くなってきます。
さらに寒冷地では気温は5℃を下回る場合は施工自体が行えなくなります。
結露や霜の影響などで工期が延びてしまう事も予測しなければなりません。
- メリット
- 外壁塗装工事の施工期間中、養生などで窓を閉め切った状態でも過ごしやすい。
- デメリット
- 5℃を下回る気温になると施工が出来なくなる。
- 天候や気温に左右されて工期が延びてしまいやすい。
- 年末年始が絡むので塗装業者も休みに入り、工事が中断される。
まとめ
これから外壁塗装工事を検討されているご家庭の方に外壁塗装工事の最適なシーズンの情報を、塗装業者であるライズペイント株式会社なりにまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
外壁塗装工事は、決して安い買い物ではありませんので、何よりも大切にしていただきたいのは、
「お家は生きもの」として考え外壁塗装のベストなシーズンをお選びになって外壁塗装工事を検討される事をオススメします。